私が良く通っているスーパーマーケットのライフに先月から新商品展開が増えていました。その名も「うを鮨」は通常のお弁当お惣菜コーナーではなく鮮魚コーナーにて販売されるパック寿司となります。どうやら横浜の「ライフ青葉しらとり台店」を皮切りに首都圏の一部店舗では去年末くらいから始まっていて、徐々に対応店舗を増やしていたみたい。これがいつの間にやら関西店舗にも展開された形の模様。

筆者が良くいく塩草店では先日紹介したおかずバイキングコーナーも同時に商品展開が始まっていたらしい、なんかもっと前な気がしてた。
スーパーの寿司とは思えないハイクオリティ鮨
スーパーの惣菜パック寿司と言えば皆どこも似たような微妙なクオリティの寿司が定番、昔とあるスーパーでバイトをしていた時作った事もあるけどナルホドな製造工程だった、それでも人気商品だったケド。
私も急に寿司が食べたくなったとき手軽に手に入るし割引もされがちだし微妙だと思いながらも結構良く買っていたのだ。回転すしは近くに店舗が無かったし結構チェーンは飯時だと待ち時間や予約が壁だった。最近はたまに店内切りネタ使用!みたいなちょっと良いのを出してるスーパーもあるけれど、まだまだ底が知れている物が多い。
そんな生活に突如現れた手軽寿司界のニュースターが「うを鮨」という事になる。ネタのクオリティだけならそりゃ正規のおすし屋さんには流石に適わないし、値段も一皿2貫100円系回転寿司と比べればちょっとセレブリティだがそれでも進んで買いたくなるほどの品質をそなえている。
私が食べた主観では回転寿司メニューの豪華ネタ系のアタリネタを幾分も上回る程の美味しさのネタだ。最近は中々侮れない回転寿司のハイクラスメニューよりもだ。
変り種とか漬け系みたいな手の込んだメニューこそ無いものの王道寿司盛りパックで寿司欲を満たしてくれる。ちょっと失礼な話一部出前寿司チェーンは値段も味も完全に負けてると思う。
週末限定セレブ寿司でかなり贅沢な週末を
そんな「うを鮨」コーナーで筆者がぜひお勧めしたいのは「週末限定うを鮨盛合わせ」。10貫1280円とやはりちょっぴりセレブ向き価格だが、味はちょっと贅沢どころかかなり贅沢だ。
具体的に詳細ネタ名は記述されてないけど全部美味しかった。大トロ中トロ入ってた。鮮魚コーナーの寿司ってなってるけど鮮魚コーナーの普通の刺身盛合わせのネタとかよりだいぶ旨い気がする。多分殆どのネタはちゃんと寿司用として別で仕入れてるんじゃないかな。
惣菜コーナーでもたまにちょっと価格のはった豪華版パック寿司(かずのことか入ってたりする)があるけどあれとはとても比べ物にならない鮮度と美味しさだ。しかもこの「うを鮨」、稀に売れ残るとちゃんと割引シールも張られているのを見たことが有る。
海鮮丼系の商品も美味しいけどコイツとはかなりランクに差があるぞ。限定は強い。

見るからに旨そうな寿司。魚が旨いと書いて鮨なんだからこうでなくては。

筆者の暗い住処で写真を撮っても輝きを失わないネタ
イクラが食べたいけど幾らなんでも一人では……
寿司フリークの友人達にもこのうを鮨はぜひ味わってみて貰いたい。そしていくら入りは見たところこの「うを鮨8種盛り(鞠[マリ])いくら入り」にしか入ってないっぽかったのでぜひ誰か一緒に食べてほしい。流石にこれを一人で食べるとなるとセレブどころか殿とか将軍クラスなので。いや鞠というとヤンゴトナイ感じの平安貴族か。鳥貴族より上流階級なのは間違いないだろう。
何にせよこの「うを鮨」の一手でスーパーマーケットライフは本格的に寿司戦国時代に一大勢力として頭角を現したといって間違い無い。今後の展開や季節ネタにも期待したい。