なんば座裏の「牡蠣とかはまぐりとか 貝賊」は貝好きの最適解

「松本家の休日」でも2年前くらいに紹介されていた「牡蠣とかはまぐりとか 貝賊」さんへ先日行って素敵だったので食レポです。貝フリークは絶対行くべき、貝賊(カイゾク)だけど後悔(航海)する事は無いと思う。

千日前の大通りからも見えるわかり易い場所に店舗を構えている。中々オシャンティーな入口だ。

ドリンクメニューとお通しのチャンバラ貝

今回は知人を集めて4人での訪問。乾杯ドリンクに全員「よなよなエール」を頼んだ。語感がいいメニューはつい頼んじゃうよね。

ドリンクメニューは日本酒とワインが豊富で恐らく貝料理に合うレパートリーを揃えているのだと思う。聞いたわけじゃないけどオイスターなんたらというワインもあったし多分そうなのだ。普通の生とかチューハイとか焼酎もちゃんとあったよ。

ドリンクが届き乾杯する頃にはお通しも到着、その名も「チャンバラ貝」。流石は貝の店「貝→甲斐の虎→武田信玄→チャンバラ」とそういう事だろう。洒落が効いていて隙が無い。

狭い隙間から意外とスルッと綺麗に簡単に中身が出てくるのでちょっと楽しいぞ。食味はさっぱり目のちょいコリッって感じでした。見た目も持って帰りたくなるほど綺麗な貝で味も美味。

調べたら高地で定番のおつまみメニューらしい、甲斐ではなかった。

【名物!!】熱々牡蠣のやかん焼き

この店に来たらこれを食べなくちゃ嘘って感じの名物メニュー「牡蠣のやかん焼き」。焼くのか焼かんのかハッキリしない名前だがしっかり火が通っていた。熱々な為軍手を片手にはめてナイフで殻を開く。牡蠣の殻の熱さは軍手で凌げるがだし汁がこぼれると軍手では守りきれないので軽く出汁をきってから手に乗せる事を推奨したい。S(約10個)で1480円、M(約20個)で2680円、L(約30個)で3680円と纏めて頼むとお得になって行く。正直これだけを食べ続けるのも一度やってみたい程素敵だったが、今回は初来店で他にも色々目移りするメニューがあった為とりあえずSサイズにしておいた。

牡蠣を食べた後は出汁を日本酒に入れて飲む事もできる。

その名の通りやかんの中に焼き牡蠣が入った状態で提供される

満足ボリュームの広島産牡蠣。激ウマ。この辺りで日本酒に移行した。

他にも載せ切れないほど色々頼んだ貝尽くし

端から端まで頼んでみたくなるメニュー群だった。ついつい色々頼んでしまって写真を載せきれないので掻い摘んで紹介しようと思う、貝のつまみを。

何れも絶品で結構シェアして食べやすい心遣いもされていてとても満足した。店員さんも素敵だったし、夜の帝王とかいう日本酒も美味しかった。これでこそちゃんと予約して来たカイがあるというもの。来店したのは日曜の18時で既に店内は満席になってたので予約はした方が良いと思います。入れず帰っていくお客さんも何組か見た。

おまかせ焼き貝3点盛り。焼き貝系が好きな筆者にはかいしんのいちげき。

貝以外にはイカワタのスモークとかいうのも美味しかった。ホタルイカの沖漬けをスモークにしたような味で食感はジェラート。大体そんな感じのウマいイカ。

貝刺し3点盛りとホタルイカの沖漬け。贅沢の極み。

サザエのつぼ焼き。シェアし易いように切り分けた状態で提供してくれた。

デザートはドラ○エ

デザートの抹茶アイスが中々イカした見た目だった。我々はこのモンスターを知っている!ドラゴンクエストに出てくるスライムつむりというモンスターにそっくりである。知らない人は是非調べてみて欲しい。

バニラも同じ形で提供されるけどそちらのカラーリングはドラクエで見たことは無かった。このコーン特注なのかな。

デザートのスライムつむり。ソフトクリームを落として踏ん付けた訳じゃないよ。貝だよ。

お店情報

兎に角貝尽くしで最高の夜だった。今度から写真は何品か纏めて写す事を覚えたい。まだまだ食べてみたいメニューもあったのでコッソリ一人でもいこうと思う。年末年始以外は大体営業しているようだ。

牡蠣とかはまぐりとか 貝賊
・大阪府大阪市中央区難波4丁目8
・公式HP:https://kaizokunamba.owst.jp/
・営業時間17:00~0:00 (L.O. 23:30)
*最新の情報は直接お店にご確認下さい。
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