天王寺MIOにヤバイ焼鳥屋が出来ている。その名も【焼鳥ボトルバード(BOTTLE BIRD)】さんだ。こちらの店舗は本年3月1日にオープン。JR天王寺駅直結の天王寺MIOの大規模リニューアルに伴って出来たお店だ。ボトルバードのある天王寺MIO（ミオ）プラザ館のM2階ではこの度「エキうえスタンド」と称して多数の立ち飲み系の飲食店が入った激アツエリアが出来上がっており、個人的にはエリア内のエース的店舗だと思う。
立飲みスタイル+カウンター席の焼鳥ボトルバード
焼鳥ボトルバードさんには立ち飲みスタイルのテーブル席と椅子に座れるカウンター席が有る。店の風貌は立ち飲み屋というよりもオシャレなバルといった雰囲気でやたらと女性客が目立った。筆者来店時は日曜の夕方頃であったが中々賑わっており、空き待ち客も数人いる程であった。テーブル席がちょうど良く空くタイミングで来店でき、カウンター席希望者の列を横目に仲間内５人ですんなり入店できた。ラッキー。
人がいっぱい過ぎて店内風景写真を撮るのは憚られたのでロゴからご想像下さい。
さり気なく充電用のUSBとコンセントまで備え付けられていた。左手に映ってる黒いツヤツヤにはウェットティッシュが入っているよ。中々の快適空間。テーブルには荷物置きスペースもちゃんと確保されているのでご安心下さい。
安すぎ！焼鳥ボトルバードの異次元な価格設定
焼鳥ボトルバードさんで何よりまずヤバイのは価格設定である。とにかく安い、異次元クラスに安いのだ。仮にも大阪市内の天王寺の駅直結という立地で有りながらとにかく異常事態な価格である。中でも焼鳥の「かしわ」はなんと「30円」。130円の間違いではない、30円なのだ。筆者が生まれてから飲み屋でなど見た事が無い価格だ。今時駄菓子コーナーかアフィリエイト収入額でくらいしか目にしない数字である。その他も全体的にグッと低価格が並んでいるのだが論より証拠、とりあえずフードメニューをご覧頂こう。
見よ！この価格帯！かしわ30円を筆頭に60やら70というこれまた破格が並ぶ焼鳥メニュー。かしわだけはやはりちょっと特別設定らしく、一人につき3本まで注文に制限がある。というか3本も良いのかよ！
続いてドリンクメニューも見ていただこう、こちらはまぁスタンドメイン？の店舗と考えれば割と一般的な価格ではある気もするが、フードの破格と合わせて考えると最終会計がどうなるかは想像できよう。駅中のオシャレな店でありながら、ある意味雰囲気の有る「極限の立飲み系」と同じような会計で終わるのだ。いやあれはアレで味わい深い雰囲気だけど。
酎ハイやハイボールは中（アルコール）と外（割り物）で別々に注文して自分で混ぜるスタイル。ホッピーを扱ってる店でたまに目にする仕組みだ。ホッピー以外では珍しいけど。
筆者はハイボールにするべく 中：ウィスキー+外：ソーダ水を注文。この場合ソーダ水が２回分程の量だったので、中x2+外x1で２杯飲めた。氷率が高い物の一杯285円で飲めた訳である。ちなみにお水も頼めば貰えたので水割りならひょっとして外無しでいけるのでは……
焼鳥は本格炭火でちゃんと美味しい
さてこれだけ安いとヤバイ肉なのでは？味の方に不安があるのでは？と勘ぐりたくもなるが、そのような心配は一切不要であった。しっかり旨いのだ。ただ流石にこの価格、一般的な居酒屋の焼鳥と比べると一本あたりのサイズは小さめではある。それでも量:価格で考えるとボトルバードが断トツで安い。ちなみに筆者の一番のお気に入りは鶏ホルモン。
小ぶりめの串というのは寧ろ焼鳥を焼鳥らしく楽しむにあたって、かなり理にかなっているように思えた。昨今SNSを賑わした串からはずして食べるかどうか問題みたいな奴の一つの解答だと思う。この価格とサイズならではで躊躇無く満場一致ノーシェア串ままスタイルで食べれるという訳だ。なんでもかんでも人数分頼めば良い。
焼鳥以外も美味しいよ
破格の焼鳥を主軸に打線を組みつつ逸品系も織り交ぜ行く、ガッツリ食べ側メインで利用するにもかなり熱い店舗のように思われた。地鶏刺身は旨いし、おでんや謎のカレーまで置いてあるのだ。鶏を食べ過ぎたのでこの日は頼まなかったけど次回はおとなのチキンカレーとやらも攻めたい。
地鶏刺身！刺身が美味しい店はそれだけで信用している。
おでんの玉子と「ネギ袋」このネギ袋という変り種は巾着の中に刻み葱と生姜がたっぷり入っており中々のボリューム。薬味感が強くツマミにピッタリであった。
焼鳥ボトルバード 店舗情報
住所：大阪府大阪市天王寺区悲田院町10-48 天王寺MIOプラザ館 M2F 営業時間：11:00～23:30 その他：店内禁煙、近くに喫煙所有り
